ありがとうございます 日本全薬工業株式会社
代表取締役
福井 寿一

「開拓精神」。
もし私がゼノアックの社風を表現するとしたら、
このように答えると思います。
さらに付け加えるとすれば、
「真面目さ、誠実さ、温かさ」でしょうか。

日本全薬工業が創業したのは1946年。終戦直後の混とんとした時代から、社会の高度成長とあわせて発展する畜産業界、獣医療業界と共に歩みを進めてきました。その後、多くの先人達の努力と業界関係者、お客様からのご支援によって、国内動物薬業界のリーディングカンパニーとなるまで成長しています。その過程には、常に挑戦がありました。試行錯誤を重ねた製品開発。畜産界の発展に貢献するためのネットワークの発足。お客様との繋がりを第一に築き上げた直販営業体制。世界初の犬用アトピー性皮膚炎減感作療法薬「アレルミューンHDM」の発売。当社が成し遂げてきたマイルストーンの数々は、「開拓精神」を忘れなかった社員の皆さんの力が結集され、積み重ねられてきた結果です。今も変わらず、それぞれの担当者がプロフェッショナルとして高い意識を持ち、自己研鑽に努めています。社員(人材)は、私たちが考える最も重要な経営資源です。

東北・北海道地区の企業として初めて「日本経営品質賞」を受賞。

社員の真面目さや温かさついては、創業の地である福島県の風土や、畜産業、獣医療に携わってきて培われた飾らない雰囲気も関係しているかもしれません。現在は女性社員や海外出身の社員が活躍する場面も増えています。社内の多様性が増す中で、その個性を大事にしながら、経営陣と社員が価値観をしっかりと共有し、同じ目標に向かうという姿勢はこれからも重要になると思います。現在は役員と社員の「車座対話」を頻繁に行っていますが、両者が理念や情報を共有し、同じ目線で会社の課題について考える機会を持つようにしています。ゼノアックは2016年に東北・北海道地区の企業としては初めて「日本経営品質賞」を受賞しました。単なる利益追求ではない、社員重視や社会との調和を志向した経営姿勢が評価されたと考えています。

ゼノアックは動物医療への貢献を通じて、人間社会にも貢献していくことが社会的な使命であると考えています。効果的な予防薬・治療薬の提供は、産業動物に対しては生産性の向上、安心安全な畜産物の供給につながり、犬、猫といった伴侶動物に対しては、ご家族と共に過ごせる時間をより豊かにする事で、そこに関わる人々の心に癒しを与えることができます。人と動物は深く関わり合っています。私たちは、人と動物をつなぐ大切な場所の仕事をしています。

日本で、世界で、
オンリーワンの会社を目指します。

私たちは、東京オリンピックが開催される2020年以降のゼノアックを「第三世代経営の時代」と位置付けています。経済のグローバル化、少子高齢化、デジタルイノベーション。これらが同時に進む中、私たちの働き方は大きな転換点を迎えています。今後の経営では、今まで蓄えた経験を最大に生かしつつ、過去の延長線上でない、「質的転換」を目指してゆきます。

私たちの目標は、他にはないユニークな製品を国内にも海外にも隔たりなく提供することです。残念ながら欧米のメーカーと比べて、日本の動物用医薬品メーカーは国外でのプレゼンスが十分ではありません。日本には、世界に誇るべき産業や技術があります。動物用医薬品業界も例外ではなく、世界を驚かせる技術や製品を発信できる可能性があります。ゼノアックはそのための歩みをしっかりと進め、日本で、世界で、オンリーワンの会社を目指します。
これからゼノアックの仲間となって仕事をする皆様には、どの部署に配属となっても、会社がグローバルステージを目指していること、そして自分もその大切な一員であることを強く意識してもらいたいと思います。自らの目指す姿を描き、会社とともに豊かな人生を歩んでいただきたいと心から思っています。

代表取締役社長
福井 寿一