南東北しゃくなげ会:ダイジェスト

第1回 南東北しゃくなげ会

  • 2009年06月26日(金)
  • ホテルキャッスル 山形市十日町4丁目2-7 023-631-3311

平成21年6月26日(金)、ホテルキャッスル(山形市)において、第1回南東北しゃくなげ会(板垣昌志会長)研修会並びに設立総会が開催された。過去3年、山形しゃくなげ会、福島しゃくなげ会、宮城しゃくなげ会の3つで輪番担当による合同研修会を開催してきたが、一巡した今年は3つのしゃくなげ会が正式に合併して南東北しゃくなげ会が設立された。研修会では、特別講演には東京大学大学院教授の鈴木宣弘先生が「酪農をめぐる国際情勢と我が国酪農の展開方向」と題し、農林省の食料・農業・農村政策審議会委員でもあり、WTOに対抗した日本酪農の政策について提言された。基調講演には岩手大学農学部教授の佐藤繁先生が「牛の生産獣医療と感染症対策」について講演され、又、パネルディスカッション「これからの産業動物獣医療」をテーマに座長に山形農業共済組合連合の加藤敏英先生が、パネラーに福島県酪農業協同組合の鈴木真一先生が「定期的バルク乳スクリーニング検査を利用した乳房炎対策」について、宮城県農業共済組合連合の高橋史昭先生が「宮城県内M放牧場における寄生虫相と亜臨床的弊害および生産性との関係」について、山形県農業共済組合連合会の井口智詞先生が「導入・一貫複合肥育農場における自家産子牛の呼吸器病対策の1事例」について、各パネラーから現場で実際に取り組んでいる対策とその成績が紹介された。総合討論会では佐藤繁先生も加わり、会場から活発な質疑・意見交換が行われた。生産獣医療において、牛の栄養管理が感染症対策の重要な項目であることを再認識できた研修会であった。