宮崎しゃくなげ会:ダイジェスト

第40回宮崎・鹿児島しゃくなげ会

  • 2018年7月27日(金)13:00-17:40
  • 宮崎観光ホテル 宮崎市松山1-1-1 0985-27-1212
2018年7月27日、宮崎観光ホテルにて、第40回宮崎・鹿児島しゃくなげ会合同技術研修会が産業動物臨床獣医師を中心に約150名のご出席のもとに盛大に開催されました。宮崎大学農学部獣医学科 獣医解剖学の保田昌宏教授からは「子ウシの慢性呼吸器病と免疫」と題し、宮崎大学で実施されている年間100頭以上14年間にも及ぶ解剖データをもとにした講演をいただきました。慢性呼吸器病を患う子牛の多くが、生まれながらに胸腺が萎縮していること、免疫にかかわるサイトカインが乱れていることなど、先生の講義は基礎的なアプローチから臨床応用が可能な内容でした。また、酪農学園大学獣医学群獣医学類 生物動物内科学Iの大塚浩通准教授からは「子牛の免疫を高める飼養管理」と題し、疾病の治療や予防のためにも日常の飼養管理が重要であることを学びました。特に1~2カ月齢の子牛の第一胃を成長させるためには、従来言われてきたスターターの給与だけではなく、セルロースを多く含まない草の給与の重要性を紹介していただきました。近年問題となっている虚弱子牛による難治性疾病に対して免疫学的見地から研究された両先生の講演は、参加者の興味が強く、研修会や意見交換会で多くの熱心な質問が寄せられました。 宮崎しゃくなげ会 の林 淳会長、研修会の総合司会をつとめいただいた宮崎大学 末吉益雄教授、しゃくなげ会役員の先生方に感謝申し上げます。