北海道しゃくなげ会:ダイジェスト

第53回北海道しゃくなげ会

  • ライブ配信:2021年2月19日(金)10:00-16:45
    録画配信:2021年2月20日(土)9:00~2月21日(日)9:00
第53回北海道しゃくなげ会研修会については新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点からWeb配信による研修会とし、令和3年2月19日(金)にライブ配信、翌20日(土)から24時間録画配信により約500名にも及ぶ視聴者に参加いただき開催されました。 研修会は、昨年に引き続き「子牛を科学する」をテーマに、酪農学園大学附属動物医療センター長の加藤敏英先生の司会のもと、さの・かーふさぽーと院長の佐野公洋先生から、「黒毛和種子牛の疾病対策」と題して、黒毛和種子牛にとって重要な母牛の管理を含め、哺育や離乳時の管理、子牛の臨床と疾病対策について具体的に事例をあげながら基調講演をいただいたあと、パネラー講演は、一部リモートにより5名の先生から、臍静脈膿瘍に対する造袋術の実例、子牛の腸管手術決定ツールとしての腹部超音波検査の有用性、子牛の哺乳方法の調査・指導による腸炎対策の実践、母牛の代謝プロファイルテストに基づく飼料設計の改善による子牛の疾病対策や、呼吸器病ワクチン接種プログラムの変更による効果の実証など、個体診療や群管理に関して道内の農場で取り組まれた事例や貴重な症例が報告されました。
講演終了後の総合質疑では、視聴者から電子的に寄せられたリアルタイムの質問について、司会の加藤先生の進行のもと多くの質疑をいただきながら、子牛の哺育管理や疾病対策に関する新たな知見や情報交換など視聴者にとって実りの多い研修会になったものと思われました。また話題提供として、酪農学園大学名誉教授の小岩政照先生から「輸液療法を考える」としてケトーシスに対する酢酸リンゲル糖液の治療効果に関する講演もいただくなど、子牛をはじめ、成牛の疾病対策も含めた幅広い研修会を開催することができました。

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